常滑市・INAXライブミュージアムにおいて、企画展「なんとかせにゃあクロニクル ―伊奈製陶100年の挑戦―」が開催される。会期は2024年4月13日(土)から2025年3月25日(火) までとなる。「どろんこ広場」では中銀カプセルタワーユニットも登場予定だ。
この展示では、2024年に100周年を迎える伊奈製陶(後のINAX、現LIXIL)のルーツとなる、初代伊奈長三郎の茶器づくりからINAXに至るものづくりへの挑戦とその歴史を、年表や製品、技術などの展示とともに追う企画。
会場では歴代長三の急須類や初之烝親子による発明品や国産初の温水洗浄機能付便器、当時の最先端技術FRP(ガラス繊維強化プラスチック)素材の浴槽の展示も。
さらには惜しくも実現しなかった事業やアイディアにも光を当て、先人たちの創意工夫をひも解く展示となっている。
「なんとかせにゃあ」と奮闘し、挑み続けた伊奈製陶のチャレンジ精神から生まれた数々のイノベーションを、その歴史とともに体験してみよう。
中銀カプセルタワーユニットが「どろんこ広場」に登場
建築家・黒川紀章設計、1972年に東京・銀座に竣工した「中銀カプセルタワービル」。140基の着脱可能なカプセルユニットで建築運動「メタボリズム」の傑作といわれているが、そのユニットバスを手がけたのが実は伊奈製陶。会期中はほぼ納材当時の仕様のまま現存するカプセルが「どろんこ広場」に登場し、内部空間も円型窓ごしに見ることが可能とのことだ。
開催概要
企画展 なんとかせにゃあクロニクル ―伊奈製陶100年の挑戦―
参照元:PR TIMES / 株式会社 LIXIL 「INAXライブミュージアム企画展 なんとかせにゃあクロニクル ―伊奈製陶100年の挑戦―」
We Have To Do Something! : Chronicling The 100-Year Challenge of Ina Seito
【会期】2024月4月13日(土)~2025年3月25日(火)
【会場】INAXライブミュージアム「土・どろんこ館」企画展示室
〒479-8586 愛知県常滑市奥栄町1-130 TEL:0569‐34‐8282 FAX:0569‐34‐8283
【休館日】水曜日(5/1、8/14および祝日は開館)、年末年始
【観覧料】共通入館料にて観覧可 (一般:700円、高・大学生:500円、小・中学生:250円)
【主催】INAXライブミュージアム 【企画】INAXライブミュージアム企画委員会
【協力】とこなめ陶の森、中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト、中村眞二、肥田吉生
【展示デザイン】株式会社トータルメディア開発研究所
【イラスト・題字】スケラッコ
常滑市制70周年記念協賛事業
INAXライブミュージアム概要
『INAXライブミュージアム』
参照元:PR TIMES / 株式会社 LIXIL 「INAXライブミュージアム企画展 なんとかせにゃあクロニクル ―伊奈製陶100年の挑戦―」
所在地:愛知県常滑市奥栄町1-130
TEL:0569-34-8282
休館日:水曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
共通入館料:一般:700円、高・大学生:500円、小・中学生:250円
ホームページ:https://livingculture.lixil.com/ilm/
Facebook:https://www.facebook.com/LIXIL.culture
Instagram:https://www.instagram.com/lixil_inaxmuseums/
やきもの製品のテクノロジー拠点、愛知県常滑市にLIXILが開設する文化施設。「窯のある広場・資料館」「世界のタイル博物館」「建築陶器のはじまり館」「土・どろんこ館」「陶楽工房」「やきもの工房」の6館から成る“体験・体感型ミュージアム”。
土からやきものまで、その歴史や文化、美しさや楽しさを伝えています。
土と陶の魅力に触れる体験教室や企画展、ワークショップも開催。
参照元:PR TIMES / 株式会社 LIXIL 「INAXライブミュージアム企画展 なんとかせにゃあクロニクル ―伊奈製陶100年の挑戦―」