愛知の⽼舗蔵元の発酵素材と、発酵⾷品であるカカオを掛け合わせた「Fermentation chocolate」が誕⽣。
発酵素材のまろやかさとカカオのコクが重なり合う、味噌、酢、味醂を使った3つの味が楽しめる“愛知らしさ”を凝縮した特別な⼀粒だ。
開発の中⼼となったのは、⾷品メーカーで⻑年に渡り商品開発などに携わってきた⾚野裕⽂さんと⻄出⿇⼦さん。
2022年から、チョコレートと地域の発酵⾷品をテーマに企画し、試作や改良、イベントでの販売等の活動を⾏ってきたそうだ。
今回、そのレシピを元に、碧南市・⾓⾕⽂治郎商店、半田市・ミツカン、武豊町・伊藤商店とあう愛知の3つの蔵元と、常滑市・カレット洋菓⼦店、半⽥市観光協会が協働して商品化を行った。
3つの蔵元の味わいが1つの箱に詰まった商品だ。
ぜひ、3つの老舗蔵元の発酵素材とチョコレートのマリアージュを味わってみて。
知ってた!? チョコレートも発酵

チョコレートは、カカオ⾖が酢酸発酵して、特有の⾵味や⾹りが⽣まれる⾷品。
そこに⽇本伝統の発酵素材を掛け合わせることで、より旨みの層が深まっている。
味醂の⽢さ・酢の酸味・味噌の塩味と旨みが、チョコレートと絶妙なバランスになるよう、何度も試作。
伝統と⾰新が融合した、新感覚の⼀品に仕上がっているのだ。
3つの老舗蔵元とのコラボレーション!

100年を超える伝統を持つ⽼舗蔵元による発酵素材。
その深みある美味しさと、チョコレートの調和が、「Fermentation chocolate」の魅⼒なのだ。
3つの蔵元があるのは、愛知県の知多半島にある半⽥市と武豊町、そして三河エリアの碧南市。
この⼀帯は、⽇本のなかでも特に発酵⾷品の種類や蔵が多く、また独特の歴史や⽂化があるため、発酵好きな⽅から注⽬されている。
半⽥市を中⼼に広がっているため、最近では「半⽥エリア」とも呼ばれている。
そんな「半田エリア」の3つの老舗蔵元とコラボレーションした、それぞれのチョコレートの特徴を紹介していこう。
甘いお酒の風味がクセになる! 味醂(⾓⾕⽂治郎商店 1910 年創業 碧南市)
国産もち⽶と⽶麹、本格焼酎で仕込んだ古式純⽶本みりんを使⽤。
上品でまろやかな⽢みがカカオのビター感を引き⽴て、⼝溶けに優しい余韻を楽しめる。
ほんのり甘酸っぱくて、爽やか酢(ミツカン 1804 年創業 半⽥市)
酒粕を⻑期発酵・熟成した「三ツ判®⼭吹®」を使⽤。
まろやかな酸味が、チョコレートの⽢みにアクセントを加え、爽やかな後味を引き⽴ててくれる。
熟成豆味噌の深いコクと塩キャラメルのテイスト味噌(伊藤商店 1818 年創業 知多郡武豊町)
3年天然醸造の「傳右衛⾨みそ」を使⽤。
⽊桶でじっくり熟成された⾖味噌は、深いコクと旨みがあり、チョコレートの⽢みに奥深さを加えてくれる。
「Fermentation chocolate」の魅力を最大限に引き出す食べ方はこちら

一粒を三口に分けゆっくりと食べてみよう。
味醂、酢、味噌の順に味わうのがおすすめ。
味の移ろいと広がりをじっくり体感しよう。
※味醂のアルコール分は煮切って飛ばしているため、子どもも妊娠中の方も安心して食べられる。
製造はカレット洋菓子店! 販売は半田赤レンガ建物

「Fermentation chocolate」は、⽇本各地(47都道府県)に根付く、その⼟地ならではの発酵の魅⼒をチョコレートで表現するプロジェクト。
今後はさらに地域ごとの特⾊を活かした展開や、他県の蔵元とのコラボレーションも視野に⼊れているそうだ。
製造元は愛知県常滑市と半⽥市で約90年にわたり親しまれている「ブッセ」が代表名家の「カレット洋菓⼦店」。
地元の素材を活かしたスイーツづくりにも取り組んでいる老舗洋菓子店だ。
さらに、販売元は半田赤レンガ建物となる。
Fermentation chocolate 商品情報

商品名:Fermentation chocolate(ファーメンテーション チョコレート)
価格:税込1,500円
発売⽇:2025年5⽉17⽇
販売場所:半⽥⾚レンガ建物
*Fermentation=発酵を意味する英語
参照元:PR TIMES / 特別非営利活動法人 半田市観光協会 “発酵×発酵”のチョコレート。