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知多半島の気になる商品を紹介 “ちたみやげ” その1 竹新製菓「みりん揚」

竹新製菓 みりん揚 知多市
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知多半島の気になるお土産お取り寄せ商品を紹介していく連載シリーズ“ちたみやげ”
知多半島出身・東京在住の筆者が、買って楽しい、もらって嬉しい商品をスタンダードなものから少しニッチなものまで、日々発掘していく。
地元にお住まいの方も知多半島に観光・旅行予定の方も、知多半島出身の方もぜひ参考にしてほしい。

記念すべき第1回の「ちたみやげ」は竹新製菓「みりん揚」
愛知県出身者や知多半島出身者には懐かしく、在住者にはおなじみの一品。
まだ食べたことがない方はぜひ食べてみて。

“ちたみやげ” その1 竹新製菓 みりん揚

竹新製菓 みりん揚
竹新製菓 みりん揚

竹新の「みりん揚」は、植物油でからっと揚げた口あたりの良いお煎餅です。みりんのほのかな甘みと醤油の風味が楽しめる逸品です。お子様からお年寄りまで、どなたにも愛される味です。

商品パッケージより
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歌舞伎揚? ぼんち揚? いいえ、みりん揚です。

竹新製菓 みりん揚
竹新製菓 みりん揚

私は先日、法事があって地元である知多市に一時帰省した。その際にスーパーで見かけたオレンジ色のパッケージのこちらの商品。
なんだか懐かしくてそのまま買い求めて帰ってきたのだったがその商品こそ、知多市・竹新製菓の「みりん揚」である。

そういえばこの商品を東京では見たことがない。「歌舞伎揚」「ぼんち揚」はスーパーで良く見かけるのだが、私が幼少の頃によく食べていたのはこちらの「みりん揚」だ。
私は知多市の日長台というところで幼い頃を過ごしたが、今はなき「ショッピ」や「ハイマート(オレンジマート)」、現在でもなお健在である「ヤマナカ」でも売っていたのはこの商品だったように思う。

*2024年6月9日追記
記事公開後も気になってインターネットで「みりん揚」について調べていたら、豊橋市・野口製菓の「野口のみりん揚」を承継しているものとの情報が。私が覚えているのは1990年代後半の記憶だが、その頃は「野口のみりん揚」だったのだろうか。継続して調査し、こちらでお知らせするとともに、もしお詳しい方がいらっしゃればぜひ編集部までお知らせいただきたい。

私は、この時はじめてスーパーでまじまじと商品を手に取ってみて、いろいろな商品があることに気づいて驚いた。
それまで私はこの「みりん揚」を含めて全ての商品群を「歌舞伎揚」として認識していた。なので「歌舞伎揚」も食べていたのだと思うが、イメージするのは「みりん揚」のこのオレンジ色のパッケージだ。
そんな曖昧な認識を持ったまま、32歳までぼんやりとこの煎餅をかじっていたのだった。諸事そんなふうにぼんやりと過ごしてきた。恥ずかしい限りである。

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「みりん揚」は愛知県限定?

竹新製菓 みりん揚
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それから東京でスーパーに行くたびに、「みりん揚」を探している。そこでようやく「歌舞伎揚」と「ぼんち揚」という商品が世には多く出回っていることを知った。
それで気になって、インターネットで「みりん揚」と検索してみた。すると、どうやら「みりん揚」というのは竹新製菓と碧南市・九重味醂のものがあることが分かった。

ちなみに九重味醂の商品は「みりん屋が本気で作ったみりん揚」というものでこちらも美味しそうだ。
他に、美浜町・白藤製菓「いかみりん揚」という商品のことも知った。そうか、この商品が「いかみりん揚」か! 見たことがある!
そんな風にして、何も知らない私は日々恥ずかしいこともたくさん経験するが、知る喜びも日々の中でたくさん経験する。今度は九重味醂「みりん屋が本気で作ったみりん揚」、白藤製菓「いかみりん揚」も買ってみよう。

そしてこれがいちばん重要なことであるが、実はこの「みりん揚」、どうやら愛知県でポピュラーな商品のようだった。私はてっきり、全国的な商品だと思っていたのだが、そうではないらしい。
さらには、主に東日本では「歌舞伎揚」が、主に西日本では「ぼんち揚」が主流であるとのことで、より驚くこととなった。
この辺りについては、継続して調べていきたい。もし、詳しくご存知の方がいたらぜひご教示いただきたい。

ただ「歌舞伎揚」派にも、「ぼんち揚」派にもぜひ食べてほしいこの「みりん揚」。愛知県へ旅行や出張で行かれた方は、騙されたと思ってぜひいちど手に取ってみてほしいのだ。

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ひさしぶりに口にした「みりん揚」の味は、メランコリックな甘じょっぱさ

竹新製菓 みりん揚
竹新製菓 みりん揚

袋の中には小分けで8袋入り、1袋の中には2個、計16枚の「みりん揚」が入っている。小分けの袋入りなので、家族が集まる際にもお盆に盛ったり、お弁当の袋にひとつおやつとして忍ばせたりと、大活躍の予感。2個入りなので、ちょっと食べたいという時にも嬉しいサイズ感だ。

いざ、ひと口かじってみると、「煎餅を食べている」と実感できるザクッとした感触が心地よい。印象的なのはその甘み。醤油と本みりんの自然な甘みでくどくなく、気づけば手が止まらなくなってしまう。
じわっと感じるあまじょっぱさが口の中に広がり、ついでお米の味がしっかりとついてくる。そして噛むほどにその旨味が持続する。

何よりお茶との相性は抜群だ。緑茶でも、麦茶でも、ほうじ茶でも、その美味しさはよりいっそう引き立つことうけあいだ。お酒との相性も◎。飲兵衛の私はビールやハイボール、焼酎や日本酒のおつまみとしても常備しておきたい。

思い返せば小学生の夏休み、家の戸棚に何かないかと探して見つけたこの「みりん揚」を、ひとつこっそり引き出して冷たい麦茶と一緒にかじった記憶がある。その時の味わいは格別だった。
竹新製菓「みりん揚」の甘じょっぱさはじんわりと、ほっぺたの奥にゆっくりと届いて、私にとってはどこかメランコリックな味わいだった。

食べたことのがある方も、無い方も、ぜひお茶うけおつまみにどうぞ。

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