常滑で育まれた産業や文化を大切にしながら、まちとアートの交差点として活動する市民団体CROSS ART TOKONAMEが常滑市制70周年特別記念事業としてアーティスト・イン・レジデンス・プログラム「TOUCH！TOKONAME」事業を実施する。
「TOUCH！TOKONAME」はやきものの町・常滑に、国内外から招へいしたアーティストが約２か月間滞在し制作・展示を行うプログラム。企画にむけて2023年12月10日（日）から招へいアーティストの募集がスタートしている。
アーティスト・イン・レジデンス・プログラム「TOUCH!TOKONAME」とは
常滑では1985年から2011年にかけて約25年間「とこなめ国際やきものホームステイ（IWCAT)」というやきものを通じた国際文化交流事業が、市民主体で実施されてきた。活動休止後も多くの市民やアーティストから再開を望む声があったことも、今回の取り組みにもつながっているという。
「TOUCH!TOKONAME」は、国内外から常滑市に招へいしたアーティストに対して、市民や地域の作家等の協力のもと、約2か月間常滑でのフィールドワークや創作活動に必要な環境を提供・サポートするもの。滞在期間の最後には成果発表展を開催し、滞在を通して得た新たな視点や創造を市民と広く分かち合う予定だ。
このプログラムを通じてアーティストに常滑で得た体験を今後の活動に生かしてもらうとともに、市民や地域の作家もアーティストとの交流を通じて多様な価値観や表現方法に触れ、「ひと」「もの」「まち」の新しい可能性を広げることを目的としている。
1/21(日)10時から常滑市役所で市民向け企画説明会も実施！
「TOUCH!TOKONAME」では、世界的な感染症の影響によって制限されていた人的交流が再び動き始めた今、アーティスト・イン・レジデンスを通して、アーティストと市民がともに常滑の風土やものづくり、暮らしに触れ、人と人が直接的な交流や協働をおこなうことの価値を見直すことを目指している。
滞在アーティストや市民、地元作家にとっての新たな価値観や課題の発見、そして相互交流を願って企画された「TOUCH!TOKONAME」。
そんな「TOUCH!TOKONAME」の市民向け交流会が2024年1月21日（日）に常滑市役所1階会議室A・Bで行われる。興味のある方はぜひ参加してみてほしい。
「TOUCH!TOKONAME」市民向け企画説明会 概要
日時：2024年1月21日（日）10:00～11:30（9:45開場）
場所：常滑市役所1階会議室A・B
申し込み方法：フォームより申し込み
アーティスト募集について
招へい地域：愛知県常滑市（業務委託：CROSS ART TOKONAME）
招へい期間：2024年9月12日（木）～10月31日（木）の間（50日間）
招へい人数：3名（組）程度
応募期間： 2023年12月10日（日）～2024年1月26日（金）
2024年1月26日（金）日本時間23:59締め切り（必着）
応募方法：webサイトから応募
TOUCH!TOKONAME 概要
名称：常滑市制70周年特別記念事業 アーティスト・イン・レジデンス・プログラム「TOUCH！TOKONAME」
Webサイト：https://www.cross-art-tokoname.com/
プログラム実施期間（全体）：2024年4月1日～2025年3月31日
（アーティスト招へい）：2024年9月12日～2024年10月31日
プログラム内容：常滑市内のゲストハウスに滞在し、市内の工房で創作活動等を行う他、市民との交流プログラムとして街案内、ホームステイ、オープンスタジオ、学校訪問プログラム、成果発表展などを行う予定。
CROSS ART TOKONAME について
「ｘARTでつくる共創のまち」をテーマに、常滑で育まれた産業や文化を大切にしながら、まちとアートの交差点として活動する市民団体。今回、常滑市が公募した2024年度常滑市制70周年特別記念事業で採択されたアーティスト・イン・レジデンス・プログラム「TOUCH！TOKONAME」を実施予定。
団体情報
団体名：CROSS ART TOKONAME
常滑市制70周年特別記念事業 アーティスト・イン・レジデンス・プログラム
「TOUCH！TOKONAME」事務局
代表：片岡 麻美
URL: https://www.cross-art-tokoname.com/
E-mail： info@cross-art-tokoname.com
記事提供：CROSS ART TOKONAME(PRTIMESより許可を得て転載)
