知多半島の気になるお土産やお取り寄せ商品を紹介していく連載シリーズ“ちたみやげ”。
知多半島出身・東京在住の筆者が、買って楽しい、もらって嬉しい商品をスタンダードなものから少しニッチなものまで、日々発掘していく。
地元にお住まいの方も知多半島に観光・旅行予定の方も、知多半島出身の方もぜひ参考にしてほしい。
第5回の「ちたみやげ」は中埜酒造「とらじの唄」。
愛知県出身者や知多半島出身者には懐かしく、在住者にはおなじみの一品。
まだ味わったことがない方はぜひ味わってみて。
コンセプトは、焼肉に合うお酒
実家近くのスーパーで見かけ、可愛らしいデザインに惹かれて購入したこのお酒。調べてみると実は2023年で発売30周年を迎えているとのこと。
マッコリをヒントに、「ビールと同じように、乾杯できる日本酒」をつくろうと開発され、焼肉店を中心に愛されてきたそうだ。
また、現在ではキャンパーにも愛されているお酒。
アルコール度数は6%と低めで、自然発泡の純米にごり酒。
開封するとマッコリのように少し白濁し、口に含むとほんのりとした泡立ちを感じられる。
一口目からその旨味にあっと驚く
何より驚いたのはひとくち口に含んだ際に感じたお米の旨味。ぎゅっと凝縮されたお米の甘みがじわっと広がる。
しかし、あくまで飲み口は軽やかで、後を引かず料理に合わせて気軽に楽しめそうだ。アルコール感も少なく、また爽やかな酸味が心地よい。
日本酒があまり得意でない方でもすいすいと飲めてしまいそうなお酒で、マッコリや甘酒が好きな方はきっと気にいると思う。
しっかりとした味付けの料理にも負けない包容力を持っており、乾杯にはもってこいだ。
なお、筆者は180ml缶を飲んだのだが、ひとくち「うまい!」と思った次の瞬間にはもうなくなってしまっていた。
次はぜひ500mlボトルで楽しんでみようと思う。
ぜひ、皆さんも「とらじの唄」を美味しい食事と共に楽しんでみて。
“ちたみやげ” その5 中埜酒造「とらじの唄」
焼肉店を中心とした飲食店に30年以上、愛され続けてきた自然発泡の純米にごり酒。
日本酒でありながら、低アルコールのためビール感覚で食中酒として楽しめる。