知多半島の気になるお土産やお取り寄せ商品を紹介していく連載シリーズ“ちたみやげ”。
知多半島出身・東京在住の筆者が、買って楽しい、もらって嬉しい商品をスタンダードなものから少しニッチなものまで、日々発掘していく。
地元にお住まいの方も知多半島に観光・旅行予定の方も、知多半島出身の方もぜひ参考にしてほしい。
第7回の「ちたみやげ」は大蔵餅「トイレの最中」。
人気の老舗和菓子店とLIXIL榎戸工場がコラボレーションした話題の逸品。
まだ味わったことがない方はぜひ味わってみて。
SNSで話題沸騰!? 衝撃的なフォルムの「トイレの最中」

まずはこの写真を見てほしい。
ある意味フォトジェニックなこのフォルム。
SNSなどで既にご覧になっていた方も多いことと思う。
その商品名は、「トイレの最中」。
名前もダブルミーニングで一度聞いたら絶対に覚えてしまうネーミングだ。
今回は、そんな世間に衝撃を与えた商品「トイレの最中」をご紹介していこう。
「トイレの最中」は常滑市の老舗和菓子店・大蔵餅とLIXIL榎戸工場のコラボ商品

実はこの商品は、LIXIL榎戸工場と常滑の老舗和菓子店・大蔵餅がコラボレーションして発売した商品。
LIXIL榎戸工場はトイレの便器をはじめとする衛生陶器を製造しており、そこからこの企画が立ち上がった。
そして、大倉餅は地元常滑で昭和26年に創業した老舗和菓子店。
季節に合わせた和菓子やスイーツを求めて多くの人たちが訪れるお店だ。
「トイレの最中」はそんな古くから焼き物で栄えた土地・常滑ならではの商品なのだ。
大蔵餅とは
大蔵餅は昭和26年創業の常滑の老舗和菓子店。
地産地消の考えをもとに、地元・知多半島の素材にこだわって和菓子づくりをしている。
「トイレの最中」がSNSを中心に話題となったほか、夏はかき氷、冬はぜんざいといった人気の甘味を求めて多くの人が店舗に訪れる。
大蔵餅 店舗概要
店舗名:大蔵餅 本店
住所:〒479-0838
愛知県常滑市鯉江本町2-2-1
電話番号:0569-35-2676
営業時間:9:00~18:00(甘味処 10:00~L.O.17:00)
定休日:月曜日(祝日営業・後日振替休日)
席数:50席
駐車場:有り(35台)
LIXIL榎戸工場とは
LIXIL榎戸工場は建築材料・住宅設備機器業界最大手のLIXILグループでトイレの便器などの衛生陶器を製造している工場。
古くから焼き物の街として発展してきた常滑市で原料の粉砕や型づくりから衛生陶器を焼き上げるまでの製造を一貫して行っている。
LIXIL榎戸工場 概要
名称:LIXIL榎戸工場
住所:〒479-0848
愛知県常滑市港町3丁目77
作るのも楽しい!

「トイレの最中」の商品を開封してみる。
すると、中には便器・便座・タンクの形をした最中と小豆餡が個包装で入っている。
最中を開封して慎重に製作に取り掛かる。
その際に気が付いたのだが、最中の感触はしっかりめ。
崩れにくいように工夫が凝らされているようだ。
おそるおそる実食、気になるお味は?

小倉餡をこぼさぬようにゆっくりと便器におさめ終え、しっかりと蓋を閉じれば、「トイレの最中」が完成。
うーん、このフォルム。
ひらめいた人は天才だと思う。
おそるおそる、口の中に入れてみる。
噛んでみれば、硬めの食感の最中のパリッとした感触が心地よい。
小倉餡はしっかりとした甘さで最中と渾然一体となり、口の中は幸せでいっぱいだ。
あっという間に完食。
作ってよし、食べてよしの美味しい最中であった。
トイレの最中はどこで買える?

「トイレの最中」はどこで買えるのであろうか。
気になった筆者はインターネットで調べてみた。
ちなみに筆者は中部国際空港セントレアの銘品館で見かけ、興奮して購入した。
大蔵餅の公式Webサイトをみてみたところ、「基本はINAXライブミュージアムでの販売」との記載がある。
大蔵餅の公式Webサイトや店頭でも購入ができるようだ。
なので、筆者がたまたま見かけた中部国際セントレアの銘品館では、運が良かっただけなのかもしれない。
また、「こってりだけじゃない、ディスカバー愛知フェア」でも見かけたことがあり、百貨店などの催事で見かけた人の情報もあるそうなので、どうやら常滑関係の催事やイベントでは、販売されることがあるようだ。
また、Amazonでの販売も確認ができた。
この辺りのことについて、詳しい人がいたらぜひ教えてください。
食べてみて! 「笑えて、美味しい」、ユニークで親しい人へのお土産にも最適な「トイレの最中」

フォルムはリアルだが、味は太鼓判! 地元の老舗和菓子店・大蔵餅とLIXIL榎戸工場がコラボレーションして発売された商品「トイレの最中」。
まだ食べたことがない方は、ぜひ一度食べてみてほしい。
Amazonのリンクも貼っておくので遠方の方はこちらもどうぞ。